日本最東端の南鳥島こそ行けませんが、日本最○端、ここが最○端、などという言葉には弱いです。

この先、私しかいない!この先の景色は今私しか見ていない、と思うともったいなくて、でもとってもご満悦。

中でも私が好きで、10回ちかく訪問しているのが、本州最東端でも北端でもありませんが、下北半島の最東端の尻屋崎です。
(青森県東通村) 
本州の一番北、あのまさかり形の半島の一番右のはしっこです。

地図を見るとおわかりいただけるとおもいますが、とんがっているあのさきっちょです。

尻屋の―シリ―は、もともと「水際」「どんづまり」「目に見える限りの空間」を指すアイヌ語が由来と言われています。
北海道の奥尻島、国後島にもシリ、がつかわれていますね。

その名の通り目に見える限りの大自然。
タイタニックの船の先頭に立って、ほぼ350度見渡す限り海、といった気分が日本の大地に立ちながら味わえます。

行くのには確かに一苦労ですが、大地と空と海しか見えないその光景は最果て感がたっぷりです。

放牧されている寒立馬にも会うことができ、野生のみなぎる生命力を感じることができます。

この馬が普通のお馬さんではないのがミソなのです。
寒立馬は確かに、「寒さに立つ馬」。
冬の猛吹雪の中でもこの尻屋崎灯台の周辺で力強く立っています。
猛吹雪のシーズンに訪問するのは難しいですが、彼らの立派な足や佇まいから想像するのに難くありません。

そこで出会った人どうし、「本当によくここまで来ましたねえ」と話します。

他にも、日本最○端、とまで有名ではないところでも半島のはしっこなど、最果て感の景色が味わえるところを探してみませんか?
そういった果てのところにも、大地には美しい花が咲き、生命を育ませているのです。