近年のトレッキングブーム、「山ガール」人気も手伝って、屋久島がますますパワースポットとして注目を集めています。

屋久島は1992年に、姫路城、法隆寺、白神山地とともに日本で初めて世界自然遺産として登録されました。
登録当時、ユネスコ世界遺産センターの所長は、「自然遺産としての屋久島の価値は、多くの人たちが暮らしていながら、すぐれた自然が残されていることにある」と語っています。

一般的に杉の樹齢は500年程度だそうですが、屋久島に生えている屋久杉は桁外れに長く、なかでも2000年以上を超える大木が多いのです。
その中でも特に縄文杉と呼ばれる周囲16センチを超す大木は、樹齢推定3000年とされ、その佇まいを一目見るべく観光客が多く訪れます。

日本では、古来から木に対する信仰心が強くあり、「結界」であるとされたり、御霊(みたま)が宿るとされたりしています。
特に巨木は長い生命力の象徴です。
私たち日本人が縄文杉に特別な感情を抱き、エネルギーを感じるのも当然といえますね。

屋久島の中でも縄文杉の見学ツアーは最も高い人気を誇ります。
特に2010年の登山客は9万人で、それまでの10年間平均の3倍近くとなっています。
そうするとやはり問題となるのは、登山道の劣化やゴミ、環境汚染の問題。
その解決に奔走する自治体は、財政上でも厳しい状況です。

パワースポットに行ったならば、エネルギーをもらうだけではなく、最低限のマナーは守る、募金を考えるなど、エネルギーをお返しすることを考えてみるのもいいかもしれませんね。