変わったため息でイメージチェンジ。

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ため息で彼にアタック!

「えぇぇぇーーーー!!合コンーーーーーー?!?!?!」

 

「うん。」

 

「なんで、富田先生幹事の合コンなんかに?」

 

 

 

俺は家に帰って、部屋に上がってからも、ちょっとぼーっとしていた。
富田先生の迫力に、生気を抜かれた感じだ。

その時、隣のカズの家の門扉が開く音がして、その音で目が覚めた気がしてカズの家に行った。

大野先生が淹れてくれたお茶を啜りながら、今晩の合コンの話をするとカズから白い目で見られた。

 

「富田先生、職員室でめちゃめちゃ焦っていたもんなー。」

 

「そうなんだー。」

 

「あのさー。まーくん。そうなんだー、じゃないでしょ。ほんっと、自分のこと分かってないね。」

 

「何が?」

 

「あなたさー、中高のとき、よく靴箱に手紙入ってたでしょ。バレンタインになると、チョコレートが山積みだったでしょ。」

 

「あー、そうだったねー。なんでだろうねー。まぁ、男子校だったからじゃん?」

 

そこで、カズがため息をつく。

 

「大学行ってからだって、結構モテてたけど、圧倒的に男の方が多かったでしょ?」

 

「えー?そうかなぁー?俺、男と付き合ったことないよ?」

 

「それは、あなたが見えてなかっただけで・・・。」

 

またカズがため息をつく。

 

「とにかく、行かない方がいいって!!」

 

「えー!もう、行くって言っちゃったもん。これで行かなかったら、富田先生かわいそうだし、俺、何かされそうだし・・・。」

 

「いやいや、行ったって、ロクなことにならないんだったら、行かない方がマシでしょ!」

 

「そんなことないよー。ねー、大野先生?」

 

「うーん。どうだろ・・・。でも、相葉ちゃん、可愛い顔してるから、合コン行ったら独り勝ちなんじゃない?」

 

「ちょっと!!智は黙ってて!!」

 

う・・・。なんかカズと大野先生が俺のせいでケンカしちゃうのはマズイ。

 

 

「とにかく!行ってくるからさ!別に俺、男だし、何もないでしょ!今、彼女もいないし、もしそこで可愛い子がいたら、それはそれでラッキーだしさ!!じゃ、ねー!また報告するよー!!」

 

「ちょ!ちょっと!!まーくん!」

 

カズが後ろで呼んでいたけど、俺は聞こえないふりをして家に帰った。

でも、家に帰ってからも、ガンガン、スマホに電話とLINEが来る。
無視してたら、とうとう家に電話もかかってきた。

 

「雅紀ー???カズくんから電話だけどーーー??」

 

「もう出かけたって言ってー!!」

 

「母さん、カズくんにそんなこと言えないわよー!!」

 

んもう!!

俺は、ドカドカと階段を降りて、母さんからひったくるように受話器を取った。

 

 

 

つづく

 

 

 

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ため息 おっ!サンテレビ

さて、病院に駆け込んだ話の続きをしましょう。えたママです。

昨年の6月末に病院へ駆け込みました。
主人からも、両親からも、行く前に、「大丈夫なんだよね?」と聞かれました。そう聞かれた私も、「うん、安心するために、行くだけだから。」と答えました。
でも、内心は、そんな風には考えていませんでした。一人でインターネットで調べていた舌癌の画像や状態と、あまりに酷似していたからです。
いつもなら、私よりも私を病院へ行かせようとする主人ですが、この件に関しては、そんなに真剣に心配している様子はありませんでした。あえて、私が主人に色々相談していなかったからだと思います。心配かけたくないし、その時は私のことよりも、毎日時間に追われて暮らすことだけで、お互い精一杯でしたから。
そんなこんなで、かかりつけの仲良しの内科の先生に紹介状を書いてもらって、近くの大きな病院の口腔外科に、一人で行きました。
かかるのは初めてだし、もちろん予約もしていないので、2時間は確実に待たされるなぁ…なんて、診察室の前でため息をついたときでした。
順番を示す画面に、私の受付番号が表示されたのです。
へっ?
と思いました。予約の人よりも誰よりも真っ先に呼ばれたのが間違いなかったからです。
確かに、受付のときに、症状を書く欄には、「1年以上口内炎が治らない」と書いていたので、病院側も、ただの虫歯の新患じゃないぞ!と急いでくれたのかもしれません。
まぁ呼ばれたなら、喜んで。という具合で、診察室に入ると、インターネットで事前に調べていた、その病院の口腔外科の、一番偉い先生が私を診てくれるようでした。
こりゃまた、へっ?という感じ。偉い人なのに、一番に予約外の患者診てくれるんだなぁっと。
まずは丸イスに座って、色々話を聞かれました。いつから違和感を感じたのか、とか、今までどんな対処をしてきたのか、とか。そして、診察台に移りました。口腔外科なので、診察台は完全に歯医者さんのイスです。
おぉ、なるほどぉと思いながら、歯医者さんでやるように、背もたれに身を任せて口をあーと開けました。
今も、その後の先生の反応や言葉ははっきりと思い出せます。
偉い先生は、口の中を覗いた瞬間に、
「あぁ…」とため息混じりの声を漏らし、口の中を確認した後、すぐに喉や首をぐりぐり強めに触りました。
そして「はい。じゃあイスに戻って。」
と。
自分の中で、ああ、やっぱりそうだったのな。となんとなく予測がついて、丸イスに座り直しました。
そこでの先生の一言。
「お子さんは、何歳ですか?」
ん…あれは、キツかった。「残念ながら、ガンです。」って、ドラマみたいに宣告された方が、あぁ、ですよね。って納得できたかもしれません。
でも、えたのことに触れられちゃうと、もうダメでした。
もうある程度分かっていたことなのに、涙が溢れて、いや、まだ可能性の段階です、ぐらいのこと言ってくれ!とか思いました。
でも、先生は、まず間違いなくそうだろうと。
うちの病院でも、いかようにも治療はできるから、ちゃんと考えて、早いうちに、また来てくださいと言われました。
看護師さんが背中をそっと支えてくださいました。病院で看護師さんにあんな風に優しくしてもらったのは、初めてかもしれません。
病院の会計はすごくつっけんどんで、私が泣いているのなんて、もちろん気づいていない様子でした。
あのときから、なんで私なんだ…という思いが湧き上がるようになったのだと思います。
そう無茶はせず、ほどよく楽しく暮らして、変に目立とうとせず、どちらかというと、その他大勢の中の一人として生きてきたのに。どうして神様は、私を選んだのだろうと。
その後、主人と母親に結果を電話で報告し、言葉を失うそれぞれの様子に、また涙を流しました。
遠い昔のことのようですが、まだ1年経ってないんだなぁ…。
本当にもっともっと早くに手を打っていればよかったなぁと、思われて仕方ない日でした。
忙しさなんて、命に比べれば大したことじゃないのになぁ。
仕事や家事を一日休んだくらいじゃ、死なないのに。
これを読んだ方は、自分の不調を感じたときに、どんなに忙しくても、自分の身体を最優先してください。
小さな迷惑を恐れていると、結局もっともっと迷惑をかけることになるから。
そんなこんなで、こうしてえたママは、ガンと対峙することになりました。
続きは、また次回。どんとこーいっ!

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